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コミュニケーションを大切に、
“人と人をつなぐ”エンジニアへ。

2005年入社
マネージャー 鈴木 浩治
部下の仕事を肩がわりせず、
管理者に徹することが使命。

 自社システムの開発、POSシステムの受託開発などを経て、現在はナビシステムのプロジェクトでマネージャー兼教育係を務めています。
当社に限らず、日本でソフトウェア業界に関わるSEの多くは、入社当初はプログラマーのような仕事から入って、設計に沿って指示された部分をどんどんつくっていくところからスタートしていると思います。 そして何年かたつと設計するほうに関わるようになり、さらにその上の段階になるとプロジェクト全体を管理するマネージャーの仕事を任されます。こうやってキャリアステップを踏んでいくのは、仕事の内容を末端まで把握しているという意味では確かに利点です。
ただ、現場のスタッフの力量不足をフォローしなければ、という気持ちが先に立つと、管理者の立場を離れて、つい自分でもコーディング作業などに手を出したくなってしまう。この気持ちを抑えてあくまでもマネジメントに徹し、きちんと部下が育っていけるような環境を整えることが、私の果たすべき役割と考えています。
大切なのは、スタッフの技量をなるべく早く見極めて、この人はどのへんが強いとか苦手だとか、それぞれに応じた仕事の割り振りをしていくことですね。こまめにコミュニケーションをとらないとその感触がつかめないので、指示を出したままにせずタイミングをはかり、とにかく会話の機会を増やすようにしています。



 



コミュニケーション上達は、
テクニックより気持ちから。

 今の社長や取締役とは以前に同じ会社に在籍していたことがあり、その縁で当社に入社しました。社長の統率力や人柄の魅力がわかっていたことは、転職を決意するひとつの安心材料となりました。
一方で、私自身のスキルやキャリアもある程度理解された上での中途採用ですから、戦力としての期待はかなり大きいはずです。その期待に十分応えなければというプレッシャーもありますが、会社の雰囲気がとても開放的で圧迫感がないので、のびのびと自分らしく結果を出していこうと思っています。
社内的には社員教育とプロジェクト管理をしっかりやって、業務を円滑に進めていけば問題はありませんが、対外的には当社ならではの難しさを感じることもあります。それは、外国人スタッフを起用していることで、お客様に不便や不安を感じさせてはいけない、ということです。これはもう実績もノウハウも十分にありますから、自信をもって大丈夫です、と胸を張っているのですが、打ち合わせの席では私たちが間に立って、少しでもスムーズな橋渡しができるよう努めています。
人と人とのコミュニケーションがうまくいくかどうかは、語彙力や表現力よりも、「相手のことを理解したい」という気持ちが大切です。私もちゃんと勉強するつもりでテレビの外国語講座を毎週録画していますが、やはり実際に面と向かって会話しないと、なかなか「通じる」というところまではいきません。親睦会などで一緒にお酒を飲むと、こちらの話す日本語に対して彼らも一生懸命日本語で応えてくれる。でも、もっと彼らの言うことを理解したいと思ったら、彼らの母国語を学ぶことが一番の近道かと思います。
 
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